仙台の名物といえば牛タンです


   杜の都仙台に訪れた時に欠かせないのは、「牛タン」ですね。仙台市内には、数
 多くの牛タン専門店が多く点在しています。

  そして、全国にも知られている店が多いので、一体どの店に行けば良いのか迷って
 しまうほどです。

  仙台駅構内にも、「牛タン通り」をはじめ、至る所に牛タンの店が存在します。
  これだけ、数が多いので店選びに迷ってしまうのは別に不思議ではないですね。

  しかも牛タン専門店以外でも、牛タンを提供する店が多くあるので、それら店を含
 めると、もっと膨れ上がります。

  そんな筆者も、日帰りで牛タンを食べに出かけてきました。


  青葉まつりの前夜祭で街は賑わっていた

   新緑も濃くなりめっきりと過ごしやすくなってきたました。過ごしやすい季節に
  なると食べたくなるのは、やはり牛タンと冷やし中華ですね。

   実際に食べ歩きに出かけたのは、5月19日(土)ですが、自宅を出発したのは、お
  昼過ぎ(もろ地元です)でした。

   

  仙台駅に到着したのは、13:00過ぎですが、今日は青葉まつりの前夜祭なので、駅
 から目と鼻の先にある、昭和時代にタイムスリップしたような路地裏の小さな通りに
 は、お酒を飲もうと、店の外で待っている客がいました。
 
  路地からも近い、中央通りのアーケードは、青葉まつりの前夜祭なので、街中の至
 る所で、雀踊りを踊っている光景があちこちで見られました。

  やはり、祭りの時は、お昼から飲むビールや酎ハイの喉こし感は最高ですね。
  ちなみに、筆者もお昼から営業している居酒屋さんに寄りたかったですが、牛タン
 を食べに行くのが、主な目的でしたので、我慢して通り越しました。


    
  仙台のまつりは、「仙台七夕」と「光のページェント」が定番ですが、最近ではす
 ずめ踊りも知名度が上がってきています。

  仙台市内にはすずめ踊りの団体は50以上あるとも言われ、初夏の風物詩としても
 定着しています。
  ストリートで隊列を組んで勇壮に踊っている姿を見ると、元気が湧き出てきます。





  仙台は、「仙台七夕」や「仙台光のページェント」の静のまつりのイメージが強い
 ですが、すずめ踊りは「動」の要素が引き立てられていますね。
  すずめ踊りを見物した後は、ここからも近い牛タンさん屋へ直行しました。


    
  伺った店は、仙台駅からもほど近い通りに店を構えている「牛たん焼助」
  店内に入ったのは、13時40分過ぎで、ランチのピークは既に過ぎていました。
  
  客の入り具合は約4割程度だったので、のんびりと食事をすることができました。
  頼んだメニューは、ランチの定番牛タン定食。

  味付けは塩と味噌を選べますが、筆者は塩が好きなのでそれをオーダー。
  注文してから、10分も経たないうちに、料理が運ばれてきました。

  食べてみた感想は、ジューシーな絶妙な焼き加減と塩のハーモニーが絶妙ですね。
  薄すぎず濃すぎない味付けが気に入ってしまいました。
  見た目は固そうでありますが、食べてみると歯ごたえもやわらかく、食べ応えはあ
 りました。



  テールスープは、やや薄めの味付けで、とろりとやわらかい牛テールは癖になって
 しまいそうな味です。

  ランチタイムは、基本的に牛タン定食しかやっていませんが、夜になると、牛タン
 を材料にした煮込みハンバーグやソーセージをはじめ、名物「定義山三角油揚げ」な
 ど、料理のレパートリーが増えます。

  平均予算は、ランチタイムは1,000円~2,000円、ディナーは4,000円前後になりま
 す。
  
  宮城県の地酒なども取り揃えているので、お酒を飲まれる方は余裕を持って予算を
 組まれた方が良いかもしれません。


    
 
  ディナータイムの牛タン屋さんも賑わっている

  日没を過ぎると、牛タン屋さんは、賑わいを増してきます。上の写真の牛タン屋さ
 んは、いつも行列を作っていて賑わっています。
   
  そのお店の名は「たんや善治郎」
  「利久」などの有名店ほど知名度は高くありませんが、空いている時間帯は、地元
 の人が、ビール片手にしながら牛タンを食べています。

   
  ここのお店の特徴は、他の牛タン屋さんでは、あまりお目に掛かれない、「牛タン
 餃子」や「牛タンラーメン」などのオリジナルメニューが豊富で、筆者も時々お邪魔
 しております。

  牛タンは、肉厚なので正に肉を食べている感覚を肌で味わえます。そして、牛タン
 焼き以外にも、牛タンつくねなどのつまみ系も美味しいです。

  筆者は、牛タンつくねと牛タンソーセージをつまみとしながら、お酒を飲むことも
 多いです。

  さらに平日のランチは、比較的リーズナブルでありながらも、ボリュームもあるの
 でお得感も満点です。

  他の牛タンさんでは、扱っていない個性的なメニューも多くあるので、空いている
 時間帯を狙うのは難しく、晩ご飯の時間帯は中々座れません。

  ですから、牛タンを食べたいのに座れないことも多く、仕方がなく行きつけのお酒
 も飲める立ち食い系のそば屋さん寄ります。

  そして、このお店の周辺にも牛タンや焼肉の店が多くあり、いつも地元の人で賑わ
 っています。

  特に、飲み会で食べるジャンルが焼肉になると、多少会費が高くても不満を言う人
 もいませんし、親しい友人同士の焼肉になるとテンションが上がりますね。

  それだけ、牛タンをはじめ焼肉料理は、ずっと地元の人にも愛され続けているので
 す。