鬼怒川温泉の魅力


   東京からアクセスが便利な鬼怒川温泉の魅力

  初夏の日差しが照りはじめ、外でアクティビティに過ごすのにも心地よい季節にな
 りました。

  そんな時に、遠くへ旅行に出かけると身も心もリフレッシュしますね。
  旅行には行きたいけれど、仕事などで忙しく長い休みが取れないので、せっかくの
 楽しみを諦めている人もきっと多いはず。

  そんなな悩みを解決させるスポットが、東京から日帰りでも行ける範囲内にあるの
 です。

  そのスポットは、東京の奥座敷としても知られている「鬼怒川温泉」です。 

     
  鬼怒川温泉は、栃木県西部にある日光市にある温泉です。四季によってその表情を
 変える、渓谷から眺めるコントラストな風景は見物です。

  渓谷沿いを散策するだけでも、身近に自然と触れ合うことができます。週末になる
 と、その風景を求めて首都圏各地から訪れる観光客で賑わいます。

  筆者も、今年に入ってから初めて県外に行ったのが、鬼怒川温泉でまだ桜の季節に
 は早い時期でしたが、次々とホテルに到着する車を見ると、大宮や春日部などの東京
 近郊のナンバーが多かったですね。

  その時は、宿泊地の宇都宮市内を出発し、世界遺産の日光の社寺を見学してから、
 鬼怒川温泉にも寄るというハードなスケジュールで、その日のうちに在来線のみの利
 用で、地元の東北地方に帰る旅程でした。

  関東地方よりも、遠いエリアに住んでいるのに、その日のうちに帰宅できましたの
 で、東京方面からは日帰りでも十分に可能でしょう。

  鬼怒川温泉は、奥深い渓谷に位置していながらも、東京方面からアクセスしやすい
 のが特徴的ですね。

  鬼怒川温泉の泉質について

  鬼怒川温泉の泉質は、無色透明で匂いはありません。また、味も無味で単純温泉に
 分類されます。

  湯ざわりは、絹のようになめらかで、肌への刺激も少ないので、万人向けです。
  ですから、お肌が弱い人や小さな子どもでも、安心してお湯に浸かることができま
 す。

  温泉臭がないので、何度も繰り返して入浴ができ、お風呂から眺める風景は爽快感
 がまた格別ですね。

  気になる湯温は、体感的には41~42℃と入りやすく、いつまでも浸かることができ
 ます。
 
  液性は、弱アルカリ性を示すので、肌触りも良く入浴後はツルツルになることでも、
 知られていて、ストレス解消に効果があるとされています。

  口コミサイトなどでも、泉質の評価が高いので、一度限りでなく何度も訪れるリピ
 ーターが多いのです。
 
  同じ関東地方では、神奈川県にある「箱根湯本温泉」や「湯河原温泉」と泉質が似
 ていますね。




  
 鬼怒川温泉のオススメな理由

  そこで、東京方面から温泉旅行に出かけるのに、鬼怒川温泉をオススメな理由をい
 くつか紹介します。

  ・交通手段を選べる

   まずは家族連れ旅行やグループ旅行など、それぞれのシーンに見合った交通手段
  を選べることです。
   例えば、家族連れの旅行の場合は自動車、グループの旅行なら電車や高速バスと
  そのシーンで交通手段を選べる利便性の高さが評判であるからです。

  ・東京都内始発の直通列車が運行している

   鬼怒川温泉の特徴のひとつに、東京都内始発の直通列車が運行していることです。
   浅草から発車する「特急きぬがわ号」は、知られていますが、浅草以外にも、新
  宿始発の直行便が運行されているのです。

   新宿始発の特急列車の近郊の主な経由駅は、「池袋」・「浦和」・「大宮」駅に
  なります。
   ですから、東京方面からアクセスしやすい環境なのです。

   ちなみに、所要時間は約2時間程度なので、同じ関東地方にある「伊香保温泉」
  や「草津温泉」と比べると、アクセスのしやすさが鬼怒川温泉の強みなのです。


  
  ・駅のすぐ目の前が温泉地

   鬼怒川温泉駅を降りると、眼下に広がるのは辺り一面が広場なのが特徴的です。
   しかも、ただの駅前広場ではありません。
 
   広場内には、足湯「鬼怒太の湯」があり、湯に浸かると歩いて疲れた足がほって
  りとし、いつまでも入り続けることがてせきます。

   その他にも、SL「大樹」の転車台があり、SLが運行される日は、周りには鉄道
  ファンや家族連れなどで賑わっています。

   周辺にはお土産屋さんなども立ち並んでいるので、駅前はまるでイベント広場の
  ようですね。

   駅から温泉街へのアクセスのしやすさは、「箱根湯本駅」と似ているかもしれま
  せん。
  
  ・温泉のすぐ近くに見学スポットがある

   鬼怒川温泉のすぐ近くには、「東武ワールドスクエア」や「日光江戸村」などの
  見学スポットがあるので、温泉とレジャーの両方を楽しめます。

   ですので、「日光東照宮」や「輪王寺」などの世界遺産エリアも予定に組んでい
  るのであれば、1日では周り切れないほどボリュームがあるので、ここは宿泊した
  方が良いかもしれません。

   そして、これらのスポットは、子どもが夏休みのシーズンは混み合う傾向がある
  ので、これらの時期を避けて出かけると良いですね。

   これらのエリアへ直通している路線バスも通っているので、自家用車以外の交通
  手段にも対応しているのです。

  ・お肌に優しい泉質 

   温泉の魅力と言えば、家のお風呂では味わえない滑らかな湯ざわりですが、その
  中には温泉成分が強い温泉もあり、特に小さなお子様やお肌の弱い人が湯に浸かる
  と、真っ赤にただれてしまうこともあります、

  ところが、鬼怒川温泉は無色透明なので、成分はあまり強くなく、万人向けの湯な
 のです。その泉質は、弱アルカリ性を示し、お湯は肌触りもよく、美肌にも効果があ
 るとされています。

  ですから、子ども連れの旅行にも向いているのです。
 
  

  東京方面からの主なアクセスについて

  東京方面から鬼怒川温泉への主なアクセスは次の表になります。

交通手段 出発地
(目的地) 所要時間 お値段 備考
特急列車
 きぬがわ号
 リバティ号 浅草駅

鬼怒川温泉駅
約120分 2,990円
乗車券   1,550円
座席指定券 1,440円
乗換不要

特急列車
「スペーシア
 きぬがわ」
きぬがわ号 浅草駅

鬼怒川温泉駅
約120分 4,000円
乗車券   1,940円
座席指定券 2,060円
乗換不要


自動車
東京IC

今市IC
約150分 高速通行料 4,660円
(ETC割4,630円)
+ガソリン代 所要時間は休憩・混雑状況により異なります
高速バス
(東北急行バス) 東京駅八重洲南口

鬼怒川温泉駅
約210分
2,500円


   鬼怒川温泉への交通手段は、その時のシーンによって選べ、それぞれの乗り物に
 も、特徴がありますので色々な楽しみ方を満喫できるのが、とても魅力的ですね。